オースティン・パワーズ ゴールドメンバー

 「おバカもいいかげんにしなサイケデリック!!」
 今回のDr.イーブルの世界制服計画は「プレパレーションH」。隕石を誘導して地球に当てちゃうという恐ろしい計画だ。それを阻むために我らがオースティン・パワーズが立ち上がり、あっさりDr.イーブルを捕まえちゃったと思ったら、オースティンのパパ、ナイジェル・パワーズが誘拐されちゃって、しかも1975年に。相手は謎の億万長者ゴールドメンバー。パパを追って1975年にタイムスリップするオースティン。そんなことをしてたら、2002年の現代ではDr.イーブルが脱獄しちゃうし。オマケにパパもゴールドメンバーに連れられて2002年のTOKYOジャパンへ!どうするどうなるオースティン!
 な〜んてマジメ(?)に粗筋語っちゃったけど、要するに過去2作同様、いつものお下劣下ネタ全開のおバカ映画が繰り広げられるってわけ。ちなみに、"ゴールドメンバー"というのは、男のシンボルの隠語ね(笑)。しかも、今回は東京が舞台だ!(笑)とにかく余計なこと、マジメなこと、理屈は考えないで、ひたすら純粋にこのおバカ映画を楽しむっていうのが粋ってもの(笑)。まあ、そりゃ確かに舞台となる東京の描き方には「?」マークが100万個くらい付くし、せっかくご出演あそばしたマイケル・ケインにはもっともっとバカやって欲しいというか、ハジけて欲しかったっていうのはある。だけど、それを差し引いても、とにかくくだらないネタのオンパレードには笑うしかない。こんなおバカ映画に160億円もの製作費をかけるなんて、いや〜、世の中間違ってるよ(爆)。
 で、今回のこのネタというか、ギャグのオンパレード、あたし的には、過去2作には正直ギャグがくどくて鼻につく部分が少なからずあったんだけど、今回はそれがくどくなく、すっきりコンパクトにまとまったお下品さ(下品にコンパクトもクソもないと言われればそれまでだけど(爆))って言えばいいのかな〜、それでいて、しっかりパワーアップしてるって言うのがポイント高しだったね。日本人おバカ双子姉妹のふくみ(Fxxk me!)&ふくゆ(Fxxk you!)とか(大体、死ぬまでに日本人双子美人姉妹と3Pしたいって、普通言わねえぞ)、ウ○コ、オ○ッコネタとか、Dr.イーブルの潜水艇とか、ワクワクしちゃうね(爆)。だから、あくまでも個人的な嗜好で言ってしまうと、過去2作よりも好きだわ。
 それから、今回はオースティンとDr.イーブルの知られざる過去が明らかになったり(ツッコミ入れようと思えばいくらでも入れられるけどね)、ミニ・ミー(今回大活躍!)とスコット・イーブルの確執(笑)が可笑しかったり(セス・グリーンのあの姿には、ファンは泣くぞ)、構成的にも面白い。ま、あのような大団円のエンディングを持ってきたことで、今作が最終作になるんだろうね〜。って思わせといて、復活したら怒るけど(笑)。
 そして、毎回お約束のカメオ出演陣。これがスゴイ。1作目のクリスチャン・スレーター、2作目のティム・ロビンス、ウディ・ハレルソン等に続いて、今作では過去最高ともいうべき超豪華な布陣で楽しませてくれる。というか、オープニングを観たときには、完全にぶっ飛びました、あたしは。もう至るところで語られてると思うからネタバレしちゃうけど、トム・クルーズにグイネス・パルトロウ、ケヴィン・スペイシーにダニー・デビート、スピルバーグ監督にラストではジョン・トラボルタまで。しかも、ケヴィン&トラボルタにあんなことやらせちゃうんだもんな〜。恐るべしオースティン・パワーズ、恐るべし"モジョ"の力(って、違うってば(笑))。他にもクインシー・ジョーンズとかブリトニー・スピアーズなんかもしっかり出てるし。だけど、これらの超豪華&超強力出演陣を差し置いて、あたしが一番ウケたのはオジー・オズボーン一家が総出演してたこと。あれ観ちゃうと、気分はもう「The Osbournes」 (爆)。周りの「誰?」みたいな反応をよそに、あたしは手を叩いて大喜び。あれが"メタルの帝王"のお姿かと思うと泣けてくるんだけどさ(爆)、ホント、オジーってば美味しいとこ持ってちゃうんだから(笑)。これを観られただけでもあたしゃ〜満足よ。

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