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ハイ・フィデリティ

 「失恋するから音楽を聴くのか、音楽を聴くから失恋するのか。」
 音楽を心から愛するロブ・ゴードンは、シカゴで小さな中古レコード・ショップ「チャンピオン・ヴァイナル」を経営している30代の独身男。同棲中の恋人ローラともとりあえずはウマくいってる感じ。でも、そんなある日、ローラが理由も告げずに出て行ってしまった。何故!?そんなときに思い出したのは、過去のツライ失恋ベスト5だった。ロブはローラの気持ちが知りたいがために、元彼女たちに自分がどんな男か訊いてみることに・・・。
 なんにでもベスト5とかベスト10とか付けてみたり、お好みテープを作ってみたり、アーティストについて思わず語っちゃうところなんて、音楽好きだたっら「うん、そうそう!」なんて頷けるシーンが沢山あるのは確か。でも、あたし的にはジョン・キューザック演じるロブに感情移入できないんだよね〜。なんていうか、ウジウジしていて虫が好かないってゆうか。だいたい別れた女にいちいち会いに行くなよ。オープニングで、ロブが「僕はミジメだから音楽を聴くのか、音楽を聴くからミジメなのか?」なんて自問自答するシーンがあるんだけど、「あんたはミジメだからミジメなんだよ!」って突っ込みしたくなっちゃった。
 一方、「チャンピオン・ヴァイナル」で働くアルバイトの2人、彼らのキャラは強烈、というかかなり印象的。世のレコード店がこんな店員ばっかしだったら、レコード売れねえだろうな〜(苦笑)。でも、好きですこんな人たち((笑)。
 あと、ロン毛のティム・ロビンスとか(これがまた笑っちゃうんだ)、本人役で出演しているブルース・スプリングティーンとか、結構見所もあり。ただ、同じラヴ・ストーリー&音楽映画だったら、間違いなく同じ日に観た「ギター弾きの恋」に軍配を上げるけどね。

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