ゴーストワールド
「ダメに生きる」
イーニドとレベッカ、親友、ハイティーン、思春期、変化のない日常、近づいてくる大人の世界、そして2人の異なった未来、本当の世界、彼女たちの世界、遠いところ、ゴーストワールド、二人の女の子の物語。
のっけからゴキゲンな音楽でつかみはOK。そして、卒業式で校舎に中指おっ立てて"あばよ!"って感じがまた笑わせてくれる(^^)。ソーラ・バーチ、「アメリカン・ビューティー」 とは全然違う、"ブサイク系"へシフト。でも、彼女の演じるイーニドのキャラクターがまたなんともイカしている。彼女を見ていると、なんというか、斜に構えて世の中を見ていて、それでいて、変わり映えのしない毎日に対する、ジリジリするような焦燥感・閉塞感みたいなものを感じていたあたしの思春期を思い出しちゃって、なんだか切なくなっちゃったな。少しでもそんな思春期を過ごしていた人は、男女関係なく、間違いなくイーニドに感情移入して共感できるオススメ作品だ。ハイハイ、ど〜せあたしの思春期はキャッチ・コピーの「ダメに生きる」でしたよ(^^;)。
ラストも別にハッピーエンドになるわけはなく、"ダメ"なまんまの終わり方。これがまたいいんだ。下手にウソ臭いハッピーエンドで終わるよりも、こっちの方がよっぽどリアリティーがあってかえって胸キュン状態。
それと、ブシェーミの演じるシーモアも、なかなか上手く社会に適応できない、ちょっと情けない中年オヤジがハマっている。古いブルーズについて語らせると止まらなくなるところなんて、コレクターではないけど、かなりオタク入ってるあたしにとって「そうそう、そうなんだよな〜。」って思いっきり共感できたりして。でも、ブシェーミ、「トゥリーズ・ラウンジ」 を思い出して、チョッピリ痛かった。でも、エンドクレジット後のあの"オマケ映像"でスッキリ(^^)。
それから、「僕たちのアナ・バナナ」 にバーテン役で出てたブライアン・ジョージが、今度はコンビニの店長役で登場してるっつうのも、ポイント高しかも。あと、ブラッド・レンンフロについてはノーコメント。なんとも冴えない変わり様。あれじゃ言われなきゃ彼だって分からんぞ(T_T)。