ミーン・マシーン
「殴れ、倒せ、急所を狙え!史上最凶のダーティー・イレブン!」
元イングランド代表のカリスマプレーヤーであるダニー・"ミーン・マシーン"。彼は現役時代に国際マッチで八百長をし、サッカー界から追放され、堕落した生活を送っていた。ある日、飲酒運転と警官に暴力を振るい、3年の刑でロングマーシュ刑務所へ。その所長は刑務所にある自分のサッカーチーム強化のため、ダニ一にコーチをさせようと連れてきた。しかし、看守長のパートンの策略で一度は断るが、看守チーム対囚人チームの試合を提案。かくして彼は、殺人、強盗、恐喝、爆弾魔という、ありとあらゆる極悪非道の犯罪者たちのキャプテンとして、刑務所内で行われる看守たちとのサッカー・ガチンコ対決に挑む・・・。
ガイ・リッチーが製作総指揮に関わっているだけに、ヴィニー・ジョーンズやジェイソン・ステイサムなどがしっかり出演している、「少林サッカー」 のようにCGには頼らない刑務所を舞台にした過激なフットボール・ムービーだ。だいたい、刑務所の囚人vs看守のフットボール対決なんて設定からして危なさそうじゃん。しかも、ここの刑務所に入ってる囚人っていうのがこれまた極悪な連中(ホント、どいつもこいつも一癖も二癖もありそうなんだもん)。そいつらを束ねてフットボール・チームを作っちゃうってんだからね。そこに刑務所の所長の思惑とか囚人を仕切る元マフィアの首領、サイクスの思惑とかがいろいろと絡んできて飽きさせない。ゲームのシーンもありとあらゆるラフプレーが満載だし(笑)。
まあ確かに一連のガイ・リッチー監督作品と比べると些か小粒だけど、笑わせどころとかホロリとさせるところなんかもあって、楽しめた。囚人vs看守チームの試合が終わって看守長のバートンが言う「Good
game.」というセリフがまたいいんだよな〜。やっぱスポーツはこうでなくっちゃ。
それにしても、本当の元プロフットボール選手であるヴィニー・ジョーンズが、ここでも元プロフットボール選手の役で出ちゃうってのが可笑しい。ってゆうか、この作品は彼のために作られたようなもの。情けないところもあるけどなかなかカッコいい。今までは印象的な悪役というのが多かった彼、これからはまた演技の幅が広がるかな?でも、あの強面のルックス、う〜ん、どうだろ(爆)。