モンスターズ・インク
「オレたちモンスター、恐がらせのプロ!」
ここは、"モンスターズ・インク"。世界中の子供たちの悲鳴を集め、エネルギーとしてモンスターシティに供給している。この会社のエリート中のエリートが、社内No.1の"怖がらせ屋"のサリーと、その相棒マイク。夜ともなれば、クローゼットのドアから子供部屋に侵入し、子供たちを次々と絶叫させるのが彼らのお仕事。でも、本当はモンスターの方が人間の子供を恐れていた。そんなある日、モンスターシティを揺るがすような大事件が・・・。
今回悪役キャラ"ランドール"役で我らが(笑)スティーヴ・ブシェーミが声の出演をしているというので、それを目当てに劇場に足を運んだ。そしたらこれが大当たり!だって、これがまた絶品のエンターテインメント作品なんだもん。
まず話の筋がしっかりしている脚本が素晴らしい。笑いあり、涙あり、自分の子供の頃を思い出しての懐かしい気持ちあり、この辺のバランスが絶妙だし、キャラクターもそれぞれが魅力的(特にブーの可愛らしいこと!)なので、最後まで全然飽きなかった。子供だけでなく、実は日常に疲れきった大人にこそ観て欲しい作品なんじゃないか?そんな気がする。
オマケにエンド・ロールにも一工夫(つうか"NG集"。これがまた爆笑モン)があるから明るくなるまで席を立てないし(とはいえ、さっさと退席する無粋な奴もいたけど)。いや〜、ホントこういう小難しいこと考えないで純粋に楽しめる作品っていいよね〜。自信を持って皆さんにオススメできる1本です。
最近映画を観ながら頭の中でレビューを組み立てている自分がいることに気付いて、なんのために映画を観てるんだろ?感想なんて映画を観終わって自然に湧いてくるもので、レビューのために観るなんて本末転倒じゃないか?と、些か悪循環に陥っている自分が嫌になっていたんだけど、この作品はそういうことを考えることもなく、素直に純粋に最後まで楽しむことができた。映画を観始めた頃の純粋に楽しむという気持ちを思い出させてくれたという意味でも、あたしにとって貴重な1本になりそうだ。
で、あたしのお目当てのブシェーミなんだけど、彼の演じるランドールのセリフのときに目を閉じると、普段の映画のとき同様、ブシェーミのしゃべる姿が浮かんできて、映画館でひとりニヤニヤしてた。傍から見るとかなりアブナイ奴かも(爆)。つまり、普段のブシェーミの"まんま"。これでもっともっと彼のセリフがあると尚良しだったけど、まあ主役じゃないし、"名脇役"の彼らしく、今回のように声だけでも存在感を示してくれたということが嬉しかった。って、かなり(というか思いっきり)贔屓目入ってるけど。もっとも、あんだけマイクがしゃべるんだったら、マイクの声をブシェーミがやってもよかったかもって思ったりして。でも、ブシェーミ&ジョン・グッドマンのコンビだと、思いっきりコーエン兄弟の作品みたいになるからこれでよかったのかな?モチロン、マイク役のビリー・クリスタルもコミカルな感じがGoodよ。