ミート・ザ・ペアレンツ
シカゴで看護士をしているグレッグは恋人のパム夢中。すぐにもプロポーズしたいのだが、どうやら結婚は彼女の父親ジャックの一存にかかっているらしい。そんなとき、パムの妹が結婚することになった。式に出席するためにパムとともにニューヨークの実家へと向かったグレッグ。それは結婚を切り出す絶好のチャンスになるはずだった。しかし、彼を待っていたのは手強すぎる相手だった。というのも、ジャックは花屋というのは表向きの顔で、実は元CIAの諜報員、しかも"人間嘘発見器"の異名をとるなんともやり手の男だったのだ。
何とかジャックに気に入られようと懸命のグレッグだが、すべては見事に裏目に出てしまい、次々と悲惨な出来事が襲いかかる。思わず口走った嘘や、その場しのぎの偽装工作が思わぬ方向へと転がって、事態は悪化するばかり。果たしてグレッグは無事にジャックの許しを得て、パムにプロポーズができるのか・・・?
デ・ニーロ&ベン・スティーラーのコンビということで観に行ったんだけど、まあ、なんというか、肩の凝らないお手軽なコメディとでもいえばいいのかな。ベン・スティーラー演じるグレッグがどんどん泥沼にハマっていく様はお約束的とはいえ、なんともいえず可笑しいし、デ・ニーロの娘を溺愛する完全無欠のパパぶりというのもわりかしいい感じ。ベン・スティーラーは「僕たちのアナ・バナナ」のときと同様、今回もユダヤ教徒の役。で、ジャックの家での夕食のときに祈りをささげるシーンで、グレッグが「ラビぢゃないぞ〜。」って言うシーンがあるんだけど、「僕たちのアナ・バナナ」を観ている者としては、思はずクスリとしてしまった(^^)。それから、グレッグのファミリー・ネームがフォッカーで、パムのミドル・ネームがマーサなもんだから、結婚すると"パム・マザー・ファッカー"になっちゃうぢゃんなんてセリフが出てくるあたり、さすがは「オースティン・パワーズ」のジェイ・ローチ監督ってところだね。
もっとも、観たい作品が鬼のようにあるこの時期、わざわざ映画館まで足を運んで観る必要があったかということになると、ミニシアター体質にどっぷりハマっている身体のあたしとしては、決してYesとは言えないかもね。別に比較するつもりはないけれど、「僕たちのアナ・バナナ」の方が凝っていて断然面白いし、後味もスッキリだもん(って、比較してるぢゃん)。あくまでも一般向けの作品ということで。