少林サッカー

 「君はまだ、究極のサッカーを知らない。」
 かつて"黄金の右脚"と呼ばれながらも、チームメイトの罠により引退を余儀なくされた元サッカー選手のファン。彼はある日、少林拳を信奉している不思議な青年シンと出会う。ブロック塀をも崩すその脚力に目をつけたファンは、シンにサッカーチームを作ることを提案。シンはかつて少林寺で共に学んでいた仲間を集め、こうして前代未聞かつ空前絶後の少林チームが誕生した!
 いや〜、この作品に対していろいろな御託を並べるのは無意味なこと。余計な言葉はいらない、ただ一言「最高!」で済ませてしまいたい気分だ。ここまで徹底的にバカバカしさを通してくれればぐうの音も出ません、いやマジで(笑)。
 ふたりの元サッカー選手の確執、シンとムイのロマンス(ムイの太極拳があのシーンへの布石だったとはね・・・)というお約束的な些かベタな展開に、バリバリのCG、ワイヤーアクションが炸裂する。少林拳とサッカーの組み合わせというのもナイスなアイディアで、このチームにかかったら、「キャプテン翼」 なんて目じゃないね(笑)。また、少林チーム選手のキャラもそれぞれ魅力的で(特にブルース・リーもどきのキーパーが最高!)、丁度サッカーW杯開幕と時を同じくして公開されるというタイミングのよさも相乗効果となって盛り上がりも最高潮。聞くところによると、公開初日は上映終了と同時に割れんばかりの拍手が沸き起こったとか。あたしが観た日はそこまではならなかったけど、それでも場内爆笑の嵐。可笑しくて可笑しくて涙が出てくるし、笑いすぎてお腹イタイ・・・(爆)。
 こういう何も考えず、理屈抜きに楽しめる作品というのはやっぱり楽しい。散々笑って元気をもらって、日常に疲れきった頭と身体には絶好の息抜き作品だった。また観たいぞ〜! 

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