スティル・クレイジー

 「The Flame Still Burns・・・」
 70年代に一世を風靡したロックバンド、"STRANGE FRUITS"〜ストレンジ・フルーツ〜は1977年、伝説の「ウィズベック野外フェスティバル」をでの演奏を最後に、決裂、解散した。
 ・・・それから20年後、今までずっと音信不通だった、ただのオヤジとなったメンバーたちが「ウィズベック'98」をめざして再結成をもくろむ。はたして彼らは夢を伝説のサウンドを、自身を、失われたチャンスを、逃したロマンスをとり戻せるのか・・?
 ロックバンドの再結成にはありがちなドタバタを織り交ぜつつ、最後には思わずホロリとさせられるこの作品、とにかく全編にわたってロック、そしてロック・ミュージシャンに対する愛情が溢れていて、ロック好きにはたまらない作品に仕上がっている。ロック版「フル・モンティ」との振れ込みだったけど、あっし的には「フル・モンティ」よりもこっちの方がツボにはまったね。
 また、映画の中で使われている楽曲も、STRANGE FRUITSのオリジナルが大半で、楽器は本物のミュージシャンがプレイしているが、歌は出演俳優自らが歌っている(これがかなりウマイ!)。そういえば、エンド・ロールのある楽曲のクレジットに"Performed by Bernie Marsden"という表記があったように見えたんだけど、これって、あのバーニーかしら?サントラ買ったら速攻確認しよ。
 その他、次々に出てくるバンド名、AEROSMITHをネタにしたギャグなども、ロックファンの笑いのツボを突いていてる。そういえば、映画中に出てくるバンド名、ほとんど知っているものばかりで、妙な優越感を感じてしまひました(^^;)。
 それにしても、バンドのみんなが頑張ってフェスティバル出演にまで漕ぎつけといて、最後の最後にブライアンに美味しいところを全部持っていかれるさまはなんとも切なく可笑しい・・・。美味しすぎるぞブライアン!

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