デッド・ゾーン
平凡な高校教師ジョン・スミスは、彼女の家からの帰り道に交通事故に遭い、5年間の昏睡状態に陥った。奇跡的に彼が目を覚ますと、彼には特殊な能力が備わっていた。人や物に触れると、その過去や未来が見渡せる能力が。トラブルに巻き込まれることを嫌い、ひっそりと暮らす彼だったが、ある日上院議員候補、グレッグ・スティルソンのキャンペーンで彼と握手したジョンは、スティルソンが将来この国をどういう方向に導いていくのかを"見て"しまった・・・。
スティーブン・キングの作品の中では「刑務所のリタ・ヘイワース」の次に好きな作品が原作。モチロン映画としても「ショーシャンクの空に」 の次に好きかも。
なんといってもこの作品は、クリストファー・ウォーケンが抑えた演技の中で"超能力者の哀しみ"を見事に演じているのがすべてといってもいいだろう。自分や他人の未来・過去は見たいようで見たくないものだと思うけど、好むと好まざるとに関わらずそれが"見えて"しまう彼の哀しみ、そして悲劇がここには描かれている。
ラストは原作と少し異なるが、昔の恋人で、今はスティルソンの支持者の一人であるセーラに抱かれる彼は一体何を思ったのだろう・・・(涙)。ウォーケン様出演作の最高傑作!と断言します。