[PR]田丸麻紀さん愛用ダイエット:大人気サプリメント!注文殺到中です

天使にさよなら

 「あの日の出来事を、僕は一生忘れない・・・!」
 ジミーは11歳。彼のもっとも幸福な思い出は、パパのたくましい腕に抱かれ、空高く舞い上がった5歳のときの記憶。そしていつしかジミーは、天使になって再び大空を舞いたいという夢を抱くようになる。そんな彼の前に出現する大天使ガブリエル。彼から天使見習いに抜擢されたジミーは、人助けをして本物の天使になろうと一生懸命。しかし、失業と不治の病に苛立つパパには、ジミーの行動を理解できない。果たして、ジミーは天使になって奇跡を起こし、パパの命を救うことができるのであろうか・・・?
 ポジティブなメッセージで爽やかな感動与えてくれた「リトル・ダンサー」 の脚本家リー・ホールの脚本による、「リトル・ダンサー」 の源流とでもいえるヒューマンドラマだ。
 自身の夢をかなえるために一生懸命の少年、だけどそれを理解できない父親との心のすれ違い、だけど最後は父子の心が通い、深い絆で結ばれるという展開、その一方で、不況、失業というイギリスの労働者階級に突きつけられる現実の波と、綺麗ごとだけの描写に終わらせないところは確かに「リトル・ダンサー」 を想起させるものがある(というか、この綺麗ごとだけの描写に終わらせないというのは、ブリティッシュ・ムービーに共通しているしているのかな)。
 だけど、「リトル・ダンサー」 の"夢"が男のバレー・ダンサーという、少数派ではあるものの現実味のある設定であったのに対し、こちらの"夢"は天使というあまりにも現実離れした設定。この作品をファンタジーの一種ととらえればそれもアリなんだろうけど、あたしみたいに汚れきった心の持ち主にはこの現実離れした設定が逆効果になったみたいだ(苦笑)。結局最後まで感情移入することができなくて、ジミーとパパが心を通わせる感動的なはずのラスト・シーンにも心が揺らぐことがなかった。かえってラストのあの行為が、後々ジミーのトラウマとなってしまうんじゃなかろうか?な〜んて余計な心配をしてしまったくらいだもん。
 もっとも、演じる俳優陣は皆上手い。ジミーを演じるショーン・ランドレスはジェイミー・ベルには及ばないものの、一途に"夢"を叶えようとする健気な少年をしっかり演じていると思うし、パパ役のイアン・グレンにしても、心がすれ違うものの、その実ジミーを愛しているっていうのが伝わってくるし、自身の病気に対する苛立ちの表情などもリアリティに富んでいる。もっとも大天使ガブリエルがビリー・コノリーだったというのはエンド・クレジットまで気付かなかったけど。だって「スティル・クレイジー」「処刑人」 と全然雰囲気違うんだもん(笑)。あと、余談ながら「シーズンチケット」 に引き続き、ニューカッスル・ユナイテッドのユニフォームが出てくるところにも思はずニヤリとしたりして(笑)。

たの目次へ   INDEX













[PR]看護師の好条件な求人情報満載:≪高待遇な求人続出≫専任がサポート!