テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる

 それをかけると、男の性欲が見えてしまうサングラスをもつ女子高生。今夜もテハンノでお客をつかまえ、3万ウォンの「強姦コース」で売春中に担任の先生が現れた。5万ウォンの「最高級コース」を賄賂に見逃してもらう。2人の情事の余韻に浸りながら、女子高生は先生の子をおなかに宿したと直感。だが、先生の陰謀によって三人組の殺し屋に殺されてしまうが、謎の地下組織によって"殺人マシーン"として復活する。最初の指令の遂行中、手違いで銃撃戦となり胸に銃弾を受けた女子高生は、過去の記憶が甦り、自分を陥れた三人組と担任の先生への復讐を決意する。
 思わず舌をかんでしまいそうな(笑)長い長いタイトルの、韓国発"インディーズ超ナンセンス・カルト・ムービー"の登場だ。ここのところまた優れた作品が目白押しの韓国映画と"同じ"ものを期待してしまうと間違いなく手酷いしっぺ返しを受けること請け合いの、とにかくとんでもない作品。
 デジタルビデオで撮影した映像をフィルム化したチープでB級感たっぷりの映像は非常に観づらいわ、ストーリーもとにかくメチャクチャでメリハリがあるわけでもないし、こういうおバカな作品がダメな人には苦痛以外の何物でもない作品なんだろうな〜。でも、なんか妙ちくりんなパワーを感じちゃって、あたしは嫌いじゃないです、こういうの。この手の作品は理屈で観ちゃダメってこと。殺人マシーンとして復活したからかどうかは知らないけど、「ニキータ」 のパロディーがあったり(これが違和感ないんだわ)、目上の人間を敬う"儒教の国"韓国だけに、復活しても担任の先生を撃てないプログラミングがしてあったり(ネタバレ→それが担任の先生が"校長"に昇格した途端に股間から突き出た銃を先生の口の中に突っ込んで撃っちゃうってラストがなんともシュール←ここまで)と、面白い視点で描かれている部分もモチロンある。
 もっとも、60分という長さがほどほどでよかったっていうのがあって、これで2時間とかやられたらどうしようかと思ったけど(笑)。でも、韓国でもこういう作品を撮る人間がいるんだということが分かってなんだか嬉しかったりして(笑)。

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