タイムマシン
「80万年、時空の旅」
1899年のニューヨーク。目の前で婚約者を暴漢に殺された若き科学者アレクサンダーは、過去に戻って運命を変えるために、タイムマシンを発明する。しかし彼女が死んだ日に戻った彼は、細部は変えられても婚約者の死そのものは変えられないことを知る。運命を変える方法を未来の人類の知識に求めた彼は、2030年へとタイムトラベルするが、その時代に起こった思いもよらない事故により、さらに遠い未来に未来へと飛ばされてしまう。そして混乱の中、彼が辿り着いたのは、もはや我々の想像を超えた80年後の世界だった・・・。
H.G.ウェルズの原作を、当代最高のVFXチームによってCGバリバリのSF映画に仕上げた作品。映画としては1959年版のリメイクになるらしい。ちなみに、監督のサイモン・ウェルズは、H.G.ウェルズの曾孫にあたるそうだ。
そりゃ確かにCGはスゴイよ。でもね〜、あたしってばこういう特殊技術がスゴイ"だけ"の作品ってダメなんだってことをすっかり忘れてました(苦笑)。原作読んでないから何とも言えないんだけど、どうにもこうにもストーリーが陳腐というか、工夫がない(2030年の未来でH.G.ウェルズの名前を小ネタに使うというのはクスリとしたけど)。思わぬ事故により、80万年後の世界があんな風になったというのは未来を描いた小説にありがちな展開だと思うし、ラストについても安直というか・・・。って、こういう作品はストーリーに多くを求めちゃいけませんね。あくまでも視覚的に楽しむ作品ということで。でも、あたしにとっては、無理して観る必要のない作品だったな。
今回はガイ・ピアース目当てに観たんだけどさ、一歩間違えると単なるマッド・サイエンティストになりかねないよね〜って雰囲気はあるんだけど、未来の世界に飛んでもあんなに落ち着いていられるなんて、どう考えても19世紀の人間だとは思えない。その点も違和感ありありだった。何故彼がこの作品のオファーを受けたのか、正直理解に苦しむ。公式サイトによると、子供の頃からTV版「タイムマシン」 のファンだったからとのことだけど・・・。