トランスポーター
「プロの運び屋の3つのルール
1.質問はしない 2.依頼品をあけない 3.その2つのルールを破ったときは死」
フランクはワケ有りの依頼品を高額の報酬と引き換えに目的地まで運ぶ、"プロの運び屋=トランスポーター"。しかし、あるデリバリーの途中、彼は自らに課したルールに反し、依頼されたパッケージを開けてしまう。そこで彼が目にしたのは、ひとりの美しい女だった。それをきっかけに彼を取り巻く状況は一気に悪化し、一触即発の事態へと転じていく・・・。
今年の東京国際映画祭の特別招待作品。リュック・ベッソンのプロデュースという謳い文句には全然惹かれず、ジェイソン・ステイサム主演ということに思いっきり惹かれて(笑)チケットを取った。
プロの"運び屋"が↑のような自らに課したルールを破ることで巻き込まれるトラブル、という設定はなかなかユニークなこの作品。しかし、開けたパッケージから出てきたワケ有りの美女、やっぱりこの美女の父親が悪玉で、主人公がそれに立ち向かうという脚本というか展開はありがちなもので、正直穴が多かったような気がする。
でも、そんな脚本の凡庸さを補って余りあるのがジェイソン・ステイサムのカッコよさ。元軍所属という設定なんだけど、彼の鍛え上げられたマッチョな肉体から繰り出されるスピーディーなアクション(かなりカンフー入ってるね)には、ただただ驚嘆して見入るばかり。彼って今まで「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」 や「スナッチ」 なんかでは結構トホホなイメージあったし、こないだ観た「ミーン・マシーン」 でも決してカッコいいってキャラじゃなかったから(あ、でも「ゴースト・オブ・マーズ」 は結構カッコよかったぞ)、彼のアクションって正直あまりピンとこなかったんだけど、これを観て今までの彼に対するイメージが180度変わったね。とにかくカッコいい。聞けば彼って元ソウル五輪のイギリス代表の飛び込み選手だったっていうし、その後はモデルしてた人だから、プロポーションとか運動神経とかはいい人なんだよね。てなわけで、脚本は今イチでも、カッコいいジェイソン・ステイサムが十分堪能できる楽しい作品ということで。もっとも、この手の作品は脚本がどうとか言いながら観る類の作品ではないから、何も考えずに単純に楽しむということでいいのかな?(笑)