ラッキー・ナンバー
「悪運の呼吸でビッグ・マネーをゲット!?」
1988年ペンシルバニア州ハリスバーグ。地元のニュース番組の天気キャスターで人気のラスは、その人気の一方で借金がかさみ無一文になりかけていた。異常暖冬で雪が降らず、経営するスノーモービル店の売上も上がったり。そんな彼が悪友のギグに相談をもちかけると、彼が示唆したのは公営のナンバー・ギャンブル、ロットで640万ドルものビッグ・マネーをゲットしようとする、かなりヤバい代物だった。果たして、彼らは640万ドルを無事にゲットできるのだろうか・・・。
私的にはトラボルタ&ティム・ロスの"2大スター"共演作品として、それなりの期待をしていたんだけど、聞こえてくるのは酷評ばかり。てなわけで、かなりの心の準備をして観に行った。で、思っていたほど(って、一体どんな想像をしてたんだか)ヒドくはなかったかな。とはいえ、何の心の準備もせずに行ってたらどうなってたか分からんけど(^^;)。ハッキリ言って内容はないもんな〜。内容なくても思いっきりおバカで笑わせてくれるとかいうのであればまだしも、それもなくて、こ〜ゆ〜作品が一番レビューに困る。
小市民的な悪党になりきれないラスをジョン・トラボルタがコミカルに演じているのはそれなりにハマっていたし、ティム・ロスの今までとは違ったクセのないというか、お気楽なギグのキャラもまあまあといった感じ(ラストの彼がニコッと笑う仕草がなんともいえずキュート)。でも、それ以外の640万ドルをめぐって入り乱れるキャラにクセも魅力もないというのが、この作品の一番大きな問題点。クリスタル役のリサ・クードローなんて、頭の悪い単なるアバズレ女にしか見えないもんな。比較しちゃいけないんだけど、「スナッチ」のダイヤをめぐって登場する、あのクセのある愛すべきキャラたちとはエライ違いだ(って、比較してるぢゃん)。その「スナッチ」にしたって、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」と比較するとやや落ちる感は否めなかったんだからね〜。
ま、唯一の慰みはBGMでLEPSやKISS、HALL&OATSの楽曲が使われていたということかな。ラスがスノーモービルで逃走するシーンで使われたLEPSの"Demolition Man"のような疾走感溢れる楽曲は、やっぱあ〜ゆ〜シーンにハマるね。